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雁行陣

 
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ソフトテニスのダブルスゲームにおいてもっとも多用されるフォーメーション。

ソフトテニスの用語はほとんど硬式テニスからきたものだが、この雁行陣はソフトテニスから発祥した可能性がある。というか日本のテニスはもともとひとつである。つまり日本の硬式テニスは軟式テニスから枝別れしたものだから、当然用語も共有している部分があるわけだ。

pic01のようにダブルスにおいてひとりはベースライン付近にひとりは逆サイドのネット付近にポジションすることをいう。

 

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 雁行陣はソフトテニスにおいて本当に適しているかどうかはともかく、これにこだわりすぎるのは本末転倒だ。かなり上位の選手たちでもどうかするとポイントをとるより、雁行陣を保つことに血道をあげているような節があるようなのである。そういう滑稽な風景はどうかすると国際大会でも見られたりする。ゲームはもっとフレキシブルなもので柔軟な発想が大切だし、普段からそういう意識でとりくむ必要がある。いうまでもないが。

 

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 相手が非常に守備的なフォーメーションつまりベースライン平行陣をしいてきたとき雁行陣はほとんど意味をうしなっているようにみえるときがある。今後の重要な課題である。 もっともそれは雁行陣がわるいわけでなく、柔軟性にかけるメンタリティに問題があるようだが。

とくに女子ではすぐれた二人のベースライナー(後衛)がペアをくみ、ベースライン平行陣を敷くと、ほとんど最高の成績をあげてしまう(つまり優勝)。皇后杯をとった井上・松井(神戸松蔭)、1999世界選手権の予選で女子の最強8組リーグを一位でぬけた河野・上沢(ナガセケンコー)、インターハイをとった東・石川(広島女子商)、インカレをとった武元・織田(東女体大)等。雁行陣に比して平行陣が圧倒的に数すくないことを考えるとその勝率は凄まじい。まあ普段は雁行陣同しでしか練習しないわけだから、馴れの問題もある。しかしそここそが問題なのではないか?べつに禁じてでもなんでもないのである。しかしなんとなく慣習的に雁行陣がとられているにすぎない節がある。そのなんとなくのなかであいまいな枠のなかで普段やっているから、突然の異物には抵抗力がまったくない。1980年代のカットサーブ旋風などもその際たる例だ。これはソフトテニスの弱点だ。ながらく島国のなかで外圧を受けずにやってきたから、免疫がまったくなくなっているのだ。横並びをよしとする日本人の精神構造にもかかわることではある。

いうまでもないことだが、雁行陣は戦略であって、ルールではない。ときどきルールであるかのように考えている人がいるのは困ったものだ。

 

 

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