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ウエスタングリップ Western grip

(フォアハンド)ウエスタングリップ
(バックハンド)ウエスタン
フォアハンドセミウエスタン
バックハンドセミウエスタン
フォアハンドフルウエスタン
バックハンドフルウエスタン

 ウエスタンはフォアバックとも同じにぎり。フォアハンドセミウエスタンとバックハンドフルウエスタンは同じか近似。逆にフォアハンドフルウエスタンとバックハンドセミウエスタンは同じか近似。

つまりフォアハンドセミウエスタンでにぎって(グリップチェンジせずに)手首を返すとバックハンドフルウエスタンになる。逆も同じ。

    1. アメリカの西部地方で発生流行したのでその名(ウエスタン)がある。 これは西部地方にはハードコート系の固いサーフェースがおおくボールが高くはずんだためとされる。
    2. 主にグラウンドストロークで使用。ソフトテニスではフォアバックともこのウエスタンワングリップでこなす選手がおおい。一方硬式テニスではフォアにウエスタン系のグリップを採用する選手が極めて多いがバックではまれ、が最近増えてきた。20世紀初頭にカリフォルニアでこのグリップが流行した際は、バックも手首を返して、つまりフォアハンド面で打っていた。
    3. スマッシュやサービスのグリップとしても使用されることがある。硬式テニスではまずいないが、ソフトテニスでは女子選手にこのグリップでオーヴァ−ヘッドストロークをこなす選手がおおい。
    4. 以下作成中

 

 

 

 ウエスタングリップはソフトテニスの標準グリップといわれる。たしかにこのグリップはソフトテニスに最適かもしれないが、そうでないかもしれない。またそうだとしても、当然、なにもかも、というわけではないし、誰にでも(あう)というものでもない。が実際にそう考えている偏狭な人もおおく、ウエスタン信仰といえるものさえ感じる。

 その定義だが意外にむずかしい。人によってこれほどまでと思えるほど認識が実にさまざまなのだ。たとえば連盟のしめした指導教程の表すウエスタングリップ、これはどう考えてもセミウエスタンと呼ばれるものだ。また市販されているソフトテニス関係の本をみると今度はどちらかというとフルウエスタン系の厚すぎるグリップがおおい。

 硬式テニス界ではどうか。硬式テニスでは70年代後半から80年代にかけておとずれたトップスピンの大流行までこのウエスタン系のグリップはほとんど注目されてこなかった。だから定義も実にあいまいでセミウエスタンからフルウエスタンまでを指してウエスタンと呼んでいたふしがある。ところが近年はフォアハンドは厚いグリップが大流行でトップのプレイヤー達はほとんどがセミウエスタンあるいはそれより厚いグリップで握っている。そのためにラケットのグリップ部分の形状が極端な扁平から正八角形にかわってきたほどだ。だから最近ではかなり厳密に区別され細かく定義されている。あたりまえだがそうでないと適格なコーチング、情報伝達ができないからだ。もちろんいくらやっても誤差はでるが、かなり整理されてきている。

硬式テニスのラケットでのウエスタングリップ。扁平な形状なのでウエスタングリップが握りづらい。どうしてもフルウエスタンかセミウエスタン気味になってしまう。正八や甲高でコンチネンタルがにぎりにくいのと同じだ。硬式テニスラケットはそのため近年グリップ形状が正八にちかづく傾向にある。

 話しがもどるがソフトテニスではどうか。ソフトテニスでフルウエスタンということばをきいたことがない。実際つかっているひとはいるが、セミウエスタンということばも全然きかない。セミウエスタンとウエスタン、そしてフルウエスタン、もっといってエクストリームウエスタン、どのグリップもソフトテニスではポピュラーだ。が明確に区別されていないのは大問題だと考えるがどうか?いっしょくたにウエスタンとくくったままで正確な情報伝達が可能なのか?もちろん無理である。

もちろん「厚め」とか「薄め」とかいう言葉が使用されてはいるが、あまりに主観的な使いかたがされており、ほとんんど信用がおけない。というかその場限りではそれは有効でそれ程問題ないが、とてもスタンダードとよべる普遍性をもってないのである。

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